首が力を入れた後、痛みや違和感が続いていませんか?頸部挫傷は、スポーツや事故、転倒などによって首の筋肉や筋膜などが損傷することで発生し、適切な対処を怠ると慢性的な痛みにつながることがあります。本記事では、頸部挫傷の原因や症状、他の痛みとの区別について詳しく解説し、早期回復のためのポイントを紹介します。
頸部挫傷とは?
頸部捻挫は、腰の筋肉や筋膜が急な動きや負荷によって伸ばされ部分的に損傷する状態を指します。
傷める主な組織
- 板状筋…首を反らしたり姿勢を支える背筋で、筋違えをよく起こします。
- 僧帽筋…肩甲骨を動かす筋肉が首から背中全体に大きくひろがっていて、首の動きにも関係します。
- 肩甲挙筋…肩甲骨から頸椎に走る筋肉で首の側面に痛みが出やすいです。
- 前斜角筋…首を前に倒す筋肉ですが、呼吸時に胸を持ち上げる筋肉でもあります。
- 胸鎖乳突筋…首の前で首を前に曲げる筋肉で、転んだ時に頭を打たないように首を起こす筋肉なので傷めやすいです。
- 後頭骨筋群…後頭部と頸椎の上部につく小さな筋肉の集まりで、小さくて弱いため傷める場合があります。
首は可動域の大きな部位で筋肉の種類も多く、それぞれの筋肉が傷める可能性があります。傷めた患者さんにとっては同じ首の痛みに感じるかもしれませんが、それぞれが場所や仕事が異なる筋肉なので、どの筋肉を傷めたか判断しやすい特徴もあります。
頸部挫傷の原因
- 外的衝撃による負担
- 交通事故(むち打ち損傷)
急激な加速・減速や追突事故などで首が前後に激しく振られると、反射的に防御する筋収縮が起こりますが衝撃のために筋肉を傷めてしまいます。後方からの追突が多いですが、事故の瞬間に気づけていなかった時ほど防御がとれずに症状が悪化する傾向があります。
- 交通事故(むち打ち損傷)
- スポーツによる衝撃
- コンタクトスポーツ
ラグビーや格闘技やサッカーなど、頭部や首への直接的な衝撃が原因で筋挫傷が起こりやすいです。 - スキーやスノーボード
スキーやスノーボードなどでは転倒した時に頭を打たないよう防御の筋反射が起きやすく、一度に大きな力より繰り返し小さな力で傷めやすいです。 - ダンス
首を激しく動かしながらジャンプ・着地の時の首の筋肉への負担が大きいので、首の筋力不足な方ほど傷めやすい傾向があります。
- コンタクトスポーツ
- 日常生活でのアクシデント
- 筋違え
上を向いたり振り向いたり首は大きな可動域を複数の筋肉が作用しているのが特徴ですが、不意な動きで重なり合う筋肉が引っ掛かり、傷めると突発的な首の痛みを出します。 - 不意な体勢変化
首は重い頭を常に支えていたり肩甲骨や腕を吊り上げる仕事をしていて、(無意識に)力が入っている所に動かそうとした不意なきっかけで傷めてしまうことがあります。
- 筋違え
頸部挫傷の症状
- 首周りの痛み・違和感
- 鋭い痛み・鈍い痛み
首の筋肉の損傷によって急性の鋭い痛みが現れます。損傷が小さい場合は鈍い痛みの場合もありますが動かすたびに痛みを伴うのが特徴です。 - 動かしづらさ(可動域の制限)
首を左右に捻ったり傾けたり、上下に動かす際に痛みが伴い、動きが制限されます。 - こわばり・筋緊張・首こり
損傷部の防御性収縮により、首の筋肉が異常に緊張しこわばり、痛みを伴う首こりを感じることが多いです。
- 鋭い痛み・鈍い痛み
- 放散痛(関連痛)
- 肩や背中への痛み
頸椎と周辺組織の影響で、首以外の部位に痛みが広がることがあります。神経のつながりと筋膜のつながりが関係します。 - 腕や指のしびれ
首の靭帯や筋肉の損傷部の影響で神経が興奮することで、腕や手にピリピリとしたしびれや違和感が生じることがあります。とくに前斜角筋という首の前の筋肉に神経が通っているので、腕や指のしびれの原因になることがあります。 - 頭痛
首の筋肉の過度な緊張や神経の刺激によって、緊張型頭痛が発生することがあります。首の後ろの筋肉を傷めた場合は後頭部頭痛が、僧帽筋や胸鎖乳突筋などを傷めた方はこめかみなどの側頭部頭痛が出やすいです。
- 肩や背中への痛み
症状の程度や範囲は個人によって異なりますが、首周辺だけでなく、全身に影響を及ぼす可能性があるため、早期の対応が重要です。
他の首の痛みとの違い(目安と受診先の違い)
- 疲労の首凝り(疲れが溜まった時の首凝り)
- 疲れが溜まって血行不良を起こす疲労が原因の首凝りの場合、じっとしてたら首が凝って痛くなるが、首や肩を動かしら痛みや凝りが楽に感じるのが特徴です。
- 頸部挫傷のようなスジを傷めていたら、首を動かしすたびにキズに障るため不快に痛みが出るのが目安になります。
- または傷めた筋肉の局所圧痛が強い傾向があり、触れられたら不快に痛いのも目安になります。
- 慢性の首の痛み(長期に続く首の痛み)
- 首の痛みが慢性化していると、今出ている首の痛みのきっかけが数か月の前のものだったり、原因が不明な首の痛みが出たりでなかったりを繰り返しています。
- 頸部挫傷のようなスジを傷めていたら、傷めたきっかけが分かり痛みが分かる場合が多いです。
- 椎間板ヘルニアや神経痛など重症な首の痛み
- 椎間板ヘルニアや頸椎で神経が圧迫されての神経痛の場合、強い痛みや運動制限が強い傾向にあります。
- とくに咳やくしゃみで首が激しく痛かったり、しびれた背中や鎖骨や脇または腕や指が強い神経痛が出ている場合、頸部挫傷ではみられない症状なので、早急に病院受診がいいと思います。
頸部挫傷の特徴であったら、首の筋肉や筋膜を傷めて起きた首の痛みなので整骨院の治療の対象となります。
反対に疲労や慢性の首の痛みに当てはまるようなら整体の対象に、急な首の痛みでも椎間板ヘルニアのような病的な痛みなら整形外科の治療対象となります。
頸部挫傷になってしまったら?
頸部挫傷は、スポーツや育児、日常生活のちょっとした動作で起こることが多く、適切な対処をしないと長引くことがあります。
大切なのは、早めに痛みの原因を知り、適切な治療を行うことです。整骨院では、手技療法や温熱療法などを活用して回復をサポートできます。もし南行徳が通院圏内の方であれば、当院にご気軽にご相談ください。


