首を捻って急な痛みが…そんな時こそ、整骨院での専門的な施術が重要です。
頸部捻挫や頸部挫傷など筋肉や靭帯の損傷によって起きた急な首の痛みは、適切な施術を受けることで回復を早めることができます。整骨院では、痛みの原因を見極め、手技療法や電気治療を組み合わせて症状を軽減していきます。
本記事では、頸部捻挫や頸部挫傷の治療における整骨院での施術方法や、早期回復のポイントについて詳しく解説します。
頸部捻挫や頸部挫傷に対する整骨院での治療方法
整骨院では、傷めた筋肉や靭帯のキズを治すのに、薬に頼らず身体の自然治癒力を促すために各手段を用いて施術していきます。
1. 手技療法
- 柔整マッサージ
筋肉の柔軟性をつくり血流を整え、急性期は腫れを流し回復期は血行促進してキズの修復を促します。- 傷めた首の特徴としてキズの反射で起こる筋肉の持続的筋収縮(凝り)があります。
- 首の場合、「頸椎と頭を支える筋肉」「首と体幹を支える筋肉」「首と肩(腕)を動かす筋肉」とそれぞれで持続的筋収縮が強くなる傾向があります。(首こりや肩こりの原因のひとつ)
- この持続的筋収縮を収めるのがポイントになります。
- 整復(矯正)
頸椎の噛み合わせや肋骨または肩甲骨などの位置関係を整えていきます。- 頸椎は上下の詰りや捻れによって靭帯や筋肉のスジの偏った伸長ストレスが患部の修復に影響しやすいので、矯正していきます。
- 頸椎と肩甲骨や頸椎と肋骨の位置関係の乱れも筋肉の偏った伸長ストレスを作ります。いわゆる不良姿勢なので、姿勢改善が首の痛みの早期改善につながります。
2. 物理療法
- 電療法
当院では主に干渉波を用いて電気の刺激で血流を整え、痛みを伝える神経の興奮を和らげていきます。 - 冷罨法
主に急性期の強い痛みが出ている時期にアイシングで症状の緩和を図ります。 - 温罨法
主に回復期にホットパックで血行促進させてキズの修復を促していきます。
3. 固定療法
- テーピング
主に中等症(痛みで動作に支障が出るなど)の場合、患部を保護するテーピングでキズの修復に影響する日常の負担を和らげます。キネシオなどの動的テープで可動域は保ちつつ患部を保護します。 - 頸椎カラー
重症(首が痛くて動かせない)の場合、中途半端な保護よりコルセットでの首の支持が必要になります。
頸部捻挫や頸部挫傷の治療で重要なポイント
頸部の治療では他の部位とは異なるポイントがあります。特に首は頭を動かす大きな可動域と同時に頭や体幹の姿勢維持など仕事が多いため、治療のアプローチもそれに対応していくのが治療のポイントになります。
ここでは当院が考える整骨院での施術をより効果的にするための重要なポイントを詳しく解説します。
1. 利き手側・軸側など左右差に対するアプローチ
- 首の筋肉は僧帽筋という腕を動かす筋肉が肩甲骨から広く付着しているため、肩甲骨の動きと連動しています。多くの方は利き手の方が使う頻度が高いため、利き手側の僧帽筋の筋緊張(腕を動かす筋肉の凝り)が目立ちます。
- 腕を動かす為には土台が必要です。利き手を使いやすくするためには反対側の身体を支える筋肉(背骨を介して反対側の背筋)が働くため、利き手側と反対側での筋肉の使われ方に差ができている方が多いです。(首を支える奥の筋肉の凝り)
- どちらの筋肉のグループも頸椎周辺の筋肉や靭帯のキズに影響を与えるため、改善していく必要があります。
2. 前後の筋力バランスの不均衡に対するアプローチ
- 首の後ろ側は無意識に姿勢を支えてくれる板状筋という固有背筋があり、この筋肉は長時間寝ていない限り筋力が低下していくことは少ないです。
- 逆に背筋と対となって首の前の筋肉は、特にデスクワークなど座っている体勢で筋肉が作用せず、筋力が低下している方が多いです。
- この前後の筋力バランスの不均衡は頸椎・骨盤・肋骨の姿勢維持に影響を受け、キズを受けた首の筋肉や靭帯への負担を増やすため、筋緊張を取り除きながらバランスを整えておくのが差になります。
3. 背骨の歪みや肩甲骨の歪みに対するアプローチ
- 上記の筋肉の左右差・前後のバランスの乱れが続くと頸椎の各関節や椎間板への負荷が強まり、背骨の歪みや変形ができやすくなります。
- また背骨とともに肩甲骨の歪み(巻き肩や肩甲骨の癒着など)も、筋肉の緊張や過伸長をつくりキズの修復を遅らせる原因になるため、改善を進めていく必要があります。
まとめ
急な首の痛みの場合でも、傷めた筋肉や靭帯のキズの修復は、身体が持つ自然治癒力の働きが治してくれます。ですが、上記のような問題が多い方ほど首痛の改善には時間がかかります。キズの修復を促す施術とあわせて骨格や筋肉を整えていくのが重要だと当院では考えています。
もし急な首の痛みでお悩みの方がリハビリや通常の施術を受けてても改善していかない場合、キズの修復の環境が整っていない可能性があります。当院は南行徳で整骨院をしていますので、頸部の治療をお求めならまずはご相談ください!


