骨盤の痛みやお尻の痛みについて骨盤の痛みの症状や傷病の説明や整骨院での各骨盤の痛みの対応(保険適応または自費対応)

急性骨盤の痛み
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GUIDE

骨盤の痛みやお尻の痛みでお困りの方へ

筋肉や関節の専門家である当院に骨盤の痛みやお尻の痛みでお悩みならご気軽にご相談ください!

ひだまるの質問

ひだまり整骨院では骨盤の痛みやお尻の痛みは診てもらえるんですか?

院長の説明

はい。当院で骨盤の痛みやお尻の痛みの治療を行っています。

骨盤の痛みやお尻の痛みを整骨院で施術する場合、痛みの原因によって 筋肉・関節を傷めた骨盤の痛みを保険適応で施術を行うか? 保険適応しない痛みため自費対応(整体の施術)で行うか? 痛みが整骨院では解決しない病的な痛みの為、病院受診を案内するか? に分かれます。

簡単な目安はこちら

「動かしたら不快に痛い・支障がある」という方

  1. 整骨の施術対応(保険適応)の場合
    • 痛みの原因は筋肉や関節を傷めたキズの痛みが該当します。
    • 例えば捻挫(捻って傷めた)や挫傷(伸ばしたり力を入れて傷めた)打撲(ぶつけて傷めた)、ぎっくり骨盤やお尻の筋膜痛 など

「動かすと楽になる・長期間痛みが続いてる」という方

  1. 整体の施術対応(自費対応)の場合
    • 痛みの原因は凝りや歪みなど血行不良で感じるの痛みが該当します。
    • 具体的には疲労による骨盤の痛みやお尻の痛み、長期に続く骨盤の痛み、骨盤の歪みで凝りやすい方、椎間板ヘルニアなど病的な痛みが慢性的に続いている方 など

「動かす・動かさない関係なく痛い」という方

  1. 当院では応急処置をして病院受診を案内する場合
    • 痛みの原因は病的な原因で起きた痛みが該当します。
    • 具体的には骨盤の骨折、急性の椎間板ヘルニア、神経炎 など
院長の説明

患者さんには区別しづらいのですが、当院で対応する場合でも施術内容から施術時間や施術費用の違い予約時のコースの選択に違いが出るので、事前に把握しておきたい区別です。

なので、このページでは骨盤の痛みやお尻の痛みの原因の違いの特徴当院での施術方法や保険・自費の違いをご案内していきます。

#1

筋肉や関節を傷めて起きる骨盤の痛みやお尻の痛みについて

「急性の痛み」きっかけの後から出た動かして不快な痛み(支障の出る痛み)なら整骨の施術対象(保険適応)です!

症状

このような動かしたり使った時に骨盤の痛みやお尻の痛みが出ていたら骨盤の筋肉や関節を傷めた痛みが考えられます!

  • 筋肉や関節のキズによる症状
  • 座って床にお尻が当たった時に痛い
  • 座って骨盤を前後に動かした時に痛い
  • 座って左右に体重を傾けた時に痛い
  • 立って片足に体重をかけた時に痛い
  • 足を持ち上げようとした時に痛い
  • 同じ姿勢でいるとすぐ骨盤が痛くなる・凝ってくる
  • お尻の筋肉が常に凝っている・こわばっている
  • など

骨盤の筋肉や関節を傷めていたら痛み・腫れ・機能障害といった症状が出ます。

筋肉や関節は運動器にあたるため、特に運動機能障害(動かしたら不快に痛い・動かしたら支障がある・動かせない)といった症状が傷めた時の特徴になります。

問診や診察で筋肉や関節のキズの具体的な患部を調べて、キズを治すために施術を行っていきます。

原因

筋肉や関節を傷める場合何かしらの傷めたきっかけがあります!

アクシデント(転倒や衝突)で傷めた

  • 尻もちをついた時、勢いよく着地した時、転倒した時 など
  • マット運動でアクシデントやスキーやスノーボードで何度も転んだ後も多い

ぎっくり骨盤

  • ぎっくり腰と同じように中腰で物を持った時に傷める場合がある
  • 座ったりしゃがんでいて前傾姿勢になった時にも多い

不意な動作で傷めた

  • ズボンや靴下を履く時、立ち上がろうとした時や立って片足に体重をかけた時 など
  • 歩いていてふとした体重移動で傷める時も多い

姿勢維持での負担で傷めた

  • 上半身を骨盤の筋肉や関節は無意識に支えているので、姿勢維持の負担で傷める場合がある
  • 不慣れな環境(旅行やレジャーなど)で不慣れな負担が急に加わった後などに多い

※きっかけがあってから痛みが出るタイミングがキズの重症度によって違います!

ケース①:すぐ痛みが出る

もし、きっかけの直後から数時間も経たずに痛みが出ている場合、筋肉や関節のキズに急性に炎症を起こしていると考えられます。

出来るだけ安静を保ち、冷湿布やアイシングで応急処置をするのが望ましいです。

ケース②:遅れて痛みが出る

反対に翌日や2・3日経過してから急に強く痛みが出る場合があります。キズが小さかったけど身体の修復作業の過程で遅れて炎症反応が出ることがあります。

骨盤の痛みやお尻の痛みが動かして不快に痛かったら同様に冷湿布やアイシングでの応急処置をおすすめします。

このような問題で骨盤の筋肉や関節を傷めて骨盤の痛みやお尻の痛みが出ている場合、自然に治ればそれに越したことはないです。

でも早期から施術で治癒過程に乗せて早期改善が理想で、悪循環や慢性化を防ぐ意味でも早期からの施術がおすすめです。

急性の骨盤の痛みやお尻の痛みや痛みの首こりでお悩みなら整骨(キズを治すための施術)をぜひご利用ください!

#2

凝りや歪みなど血行不良で起きる骨盤の痛みやお尻の痛みについて

「慢性の痛み」きっかけが分からない痛みや長期に渡って感じる痛みなら整体の施術対象(自費対応)です!

症状

凝りや歪みなどでの血行不良が原因で骨盤の痛みやお尻の痛みが出ていたら骨盤やお尻を動かした方が楽に感じる痛みが特徴です!

  • 血行不良で感じる骨盤の痛みやお尻の痛みの症状
  • 骨盤を動かした動かし始めが痛い→動かした後は痛くない
  • 寝起きしばらくの間骨盤やお尻が痛い→気づいたら痛みがなくなる
  • 同じ姿勢でいたらすぐ骨盤やお尻が痛くなる→姿勢を変えたら痛くなくなる
  • 動かして痛みは感じないけど骨盤の可動域が減っている
  • 広範囲にお尻の凝りやこわばりを感じる
  • 同じ姿勢でいるとすぐ骨盤が痛くなる・凝ってくる
  • 骨盤の筋肉が常に凝っている・こわばっている
  • など

傷めていなくても骨盤の筋肉や関節が血行不良を起こしていたら痛みを発する状態になります。

血行不良になる原因は、疲れが溜まる・凝りや歪みが持続・ケガが慢性化して固まる(癒着・拘縮など)と幅広く挙げられます。

この場合傷めたきっかけがなく自然に感じる場合➡疲れや凝りなどで血行不良が起きているまたは長期に渡って続く痛みの場合➡凝りや歪みが持続・ケガが慢性化して凝り固まって血行不良が起きていると考えられます。

これらの現象は保険適応外症状で、施術も1回の施術で出来るだけ凝り固まりを減らす対応が求められ、当院では整体の施術(施術時間を設ける施術)として対応しています。

原因

傷めたきっかけがない自然に感じた痛みや長期に渡って続く痛みには骨盤の筋肉の疲れや凝り・骨盤の関節の歪みを作る問題があります!

運動不足

  • 同じ姿勢でのデスクワークや家事は常に身体や足を支える筋肉に負担が加わり続け、骨盤の筋肉が凝りやすく骨盤の関節が歪みやすい
  • 反対に使われない筋肉は筋力低下を招き、疲れやすさや不良姿勢を生む

不良姿勢

  • 骨盤の歪みが全身の姿勢に関係して、猫背や反り腰などの影響は強いです
  • 立っている時など膝や足の歪みにも影響を受けてしまいます

環境の問題

  • 椅子や机の高さや枕や寝具などが合ってない方は問題になりやすい
  • 気温や湿度などにも影響を受けやすい(冷たい風に当たる・寒暖差が多いなど)

生活習慣

  • 足を組んだり椅子やソファーの座り方が悪い方は骨盤の痛みが増える原因になる
  • 歩き方や靴の種類などにも影響を受けます

このような問題で疲れ・凝り・歪みによる骨盤の痛みやお尻の痛みが出ている場合、骨盤の体操で対処出来ればそれに越したことはないです。

でも自然にほどけない凝り固まりや歪みほど、整体の施術で助けてあげる必要があると考えています。

慢性の骨盤の痛みやお尻の痛みでお悩みなら、当院の骨盤の痛みやお尻の痛みの整体の施術をぜひご利用ください!

#3

病的な原因で起きる骨盤の痛みやお尻の痛みについて

「病的の痛み」骨や軟骨・神経・その他の組織が発する痛みなら当院では対応が分かれます…

当院で自費で対応する痛み

病的な痛みが慢性化(長期に渡って続く痛み)の場合に整体で首の凝りや歪みを減らし慢性症状に対処

相談の多い対象の骨盤の痛みやお尻の痛み

  • 腰椎椎間板ヘルニア・変形性腰椎症 など慢性のお尻の痛みやしびれ
    • 主に腰椎で神経が圧迫される病的な痛みで、骨盤の凝りやお尻や足のしびれなどの症状が長期に渡って続いている方が多いです。
    • 骨盤の筋肉や関節を整えて腰椎の環境を変えてみることで慢性症状の変化を様子みます。
  • 脊柱管狭窄症
    • 年配の方に多い変形による痛みで、主な症状は歩いていたらお尻や足が痛くなったり力が入らないです。
    • 骨盤の筋肉や関節を整えて腰椎の環境を変えてみることで患部や症状の変化を様子みます。

上記の病的な痛みは、整形外科などで管理された上で当院の施術が外来リハビリで行う処置を補うという立場と考えています。

施術をお求めなら骨盤の痛みやお尻の痛みや凝りの整体にご相談ください!

当院では対応しない痛み(当院では解決手段がない痛み)

急性に起きた病的な痛みの場合は専門医への受診案内をしています!

当院で多いケース

  • 急性椎間板ヘルニア・急性神経炎 など強い急性のお尻の痛みや神経痛
    • 腰椎の椎間板がヘルニアを起こして急性症状を出すと、強いお尻の痛みに加えて強い神経痛を出しやすいです。
    • 目安
    • 腰・骨盤・お尻・太腿・ふくらはぎなど広範囲な痛み(神経痛)、夜間痛やどの体勢でも続く痛み、腰の軸が傾く姿勢 など(とくに腰が伸ばせないに加えて前からみて腰が左右に傾く場合)
    • 対応
    • 痛みの原因が患部の神経の炎症によるものと考えられるので、整形外科への受診を案内しています。
  • 内臓疾患による腰痛
    • 骨盤の筋肉は各内臓と神経がリンクしていて、内臓疾患が影響で痛みや凝りを感じる場合があります。
      • 背中の真ん中➡消化器疾患
      • 左右の腰➡泌尿器疾患
      • 腰から下腹部➡婦人科疾患
    • 目安
    • 動かすより安静時…リラックス時や就寝中などの方が痛い(骨盤の捻挫や挫傷ではみられない症状)
    • 各臓器特有の症状の自覚…消化器:食欲不振や空腹時・食後の痛み、泌尿器:排尿時に伴う痛み、婦人科:重い生理痛や生理不順 など
    • 対応
    • 正直上記疾患を確認する術を整骨院は持ち合わせていません。少しでも疑わしいと感じた場合に各専門科への受診を案内しています。
COLUMN

骨盤の痛みの症状について

骨盤の痛みは骨盤にある各組織が、何かしらの問題が起きている時に感じる身体のサインです。

骨盤の痛みという身体のサインから、患者さんは注意や治療の必要性に気づくことができます。

骨盤の痛みについて

我々治療側は、痛み方から痛みの原因を調べていく目安としながら 何の組織が痛みを出してる?」 何が問題で痛みが出ている?」 などを調べて、痛みの原因を判断して治療の目標や計画を立てていきます。

骨盤の痛みについて

骨盤の痛みを調べていく際に、当院では以下のように症状を確認・整理していくので、それぞれご紹介していきます。

どんな時に骨盤の痛みが出ていますか?

どんな時に骨盤の痛みが出ているかで 「骨盤の組織がどんな仕事をした時に痛みを出しているか?」 と骨盤の痛みの原因を調べていく目安を見つけることができます。

ご自身でできる区別としては、骨盤の痛みを感じた時の痛みの感じ方の違いが目安になると思います。

CHECK
  • もし骨盤の痛みが「動かす度に痛みを感じる」場合
    • 何らかの組織を傷めているのが考えられます。
    • 筋肉や関節のスジを傷めているのが一般的です。
  • もし骨盤の痛みが「動かしづらい・動かせない」場合
    • これも何らかの組織を傷めているのが考えられます。
    • 筋肉や関節のスジを傷めた時に炎症(強い痛みを出す反応)を起こしていると、動かせない症状を出します。
    • 逆に骨や軟骨を傷める(例えば急性の椎間板ヘルニア)などでも強い症状になりやすいです。
  • もし骨盤の痛みが「動かす方が楽になるような痛み」の場合
    • キズがない痛みの場合は血行不良で出る痛みが考えられ「動かすことで血行が良くなる時に痛みが和らぐ」特徴があります。
    • 寝起きなど「動かし始めだけ痛いけどすぐ消える痛み」なども同様の理由の場合が多いです。

骨盤を動かした時の骨盤の痛み

  • 骨盤を前に倒した時に痛い
  • 骨盤を後ろに倒した時に痛い
  • 骨盤を横に倒した時に痛い
  • 骨盤を回した時に痛い
矢印
POINT

骨盤自体は固定された部位ですが腰や股関節と協力して骨盤の動きを作っていて、その動きが骨盤の各組織に伝わった時に骨盤の痛みが出る可能性があります。

これらの痛みは「傷めていても」「凝りや歪みで血行不良になっていても」痛みを感じやすい症状です。

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身体全体を動かした時の骨盤の痛み

  • 中腰姿勢をとった時に骨盤が痛い
  • 座ろうと床にお尻が当たった時に骨盤が痛い
  • 立ち上がろうとした時に骨盤が痛い
  • 歩くと(足に体重をかけると)骨盤が痛い
  • 寝返った時に骨盤が痛い
  • 寝ようと横になってお尻を床につけた時に骨盤が痛い
  • 物を持った時に骨盤が痛い
  • 物を取るのに腕を伸ばした時に骨盤が痛い
矢印
POINT

骨盤は体幹全体から両手両足と協力して動いたり支える重要な部位で、ただ動かすより負担が大きく複雑な動きになります。

これらの痛みは特に「傷めている時」に感じやすく、単純な骨盤の痛みに比べて緊急度が上がった症状なので注意してください。

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姿勢を支えている時の骨盤の痛み

  • 座っていたら骨盤が痛くなる
  • 立っていたら骨盤が痛くなる
  • しゃがんでいたら骨盤が痛くなる
  • 歩き続けていたら骨盤が痛くなる
  • 重心をずらした時に骨盤が痛い
  • 揺れる振動で骨盤が痛い
矢印
POINT

骨盤は姿勢維持で無意識に力を入れて身体を支えている部位で、力を入れ続けている状態です。

これらの痛みは「傷めていても」「凝りや歪みで血行不良になっていても」痛みを感じやすい症状です。

また、椎間板ヘルニアで神経の圧迫や骨粗鬆症など「病的な原因」などがあっても痛みが出やすいので注意が必要です。

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寝ていたり横になっている時の骨盤の痛み

  • 仰向けで寝ていて骨盤が痛い
  • 横向きで寝ていて骨盤が痛い
  • うつ伏せで寝ていて骨盤が痛い
  • 寝ていたら骨盤が痛くて目が覚める
  • 寝起きに骨盤が痛い
矢印
POINT

横になる時に骨盤は床との接地を調節するのにも仕事をしているので、痛みが出る場合があります。

これらの痛みは「凝りや歪みで血行不良が原因」の方が痛みが出やすいですが、「傷めていても」痛みは感じます。

また、普段動かす時には痛みを感じないのに横になってリラックスしていて感じてくる痛みは、病的な原因も考えられます。

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どこに骨盤の痛みが出ていますか?

骨盤のどのあたりに骨盤の痛みが出ているかで 「痛みが出ている場所に何の組織があるか?」 と骨盤の痛みの原因を調べていく目安を見つけることができます。

CHECK
  • 骨格系
    • 仙骨…骨盤の真ん中の骨で、上に腰椎・左右に腸骨と繋がります。
    • 腸骨…骨盤の左右の上半分の骨で、腰の筋肉とお尻や足の筋肉との中継点になります。
    • 坐骨…骨盤の左右の下半分の骨で、床に接地した時に当たる部分になります。
    • 恥骨…骨盤の前側の骨で、左右の恥骨が合わさる中央を恥骨結合と呼びます。
    • 軟骨…仙骨と腸骨の関節部分(仙腸関節)の関節軟骨があります。
    • 靭帯…骨盤のまわりに多くの靭帯があって骨盤の支持に働いています。
  • 筋肉系
    • 脊柱起立筋…身体の支える背筋が仙骨に付着しています。
    • 広背筋…腕を動かす筋肉が骨盤の腸骨に付着しています。
    • 腹筋群…骨盤や肋骨に沿って走る腹筋群が骨盤の腸骨に付着しています。
    • 腸腰筋…太腿を前に持ち上げる筋肉が骨盤の前(骨盤の中)にあります。
    • 殿筋群…骨盤の腸骨の横から後ろに骨盤と足を繋ぐ筋肉があります。
    • 梨状筋…骨盤の坐骨のまわりに骨盤と足を繋ぐ筋肉があります。
    • 内転筋群…骨盤の恥骨のまわりに骨盤と足を繋ぐ筋肉があります。
  • 神経系
    • 坐骨神経…骨盤椎の下部から出る神経が集まってお尻や足へ伸びる神経。
    • 腰神経叢…坐骨神経より上部から出る神経が集まって骨盤の腹筋群や太腿の前や内側へ伸びる神経。

骨盤の真ん中で感じる骨盤の痛み

骨盤の真ん中で感じる骨盤の痛み
矢印
POINT

骨盤の真ん中には仙骨があり、脊柱を構成する組織が骨盤の痛みを出していると考えられます。

仙骨、椎間板、関節軟骨、靭帯、神経などが痛みを出す候補です。

また、骨盤の真ん中の一番下には尾骨があり、尾骨やそこに集まる靭帯や筋肉などのスジも痛みを出しやすいです。。

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骨盤の左右で上や横で感じる骨盤の痛み

    骨盤の左右で上や横で感じる骨盤の痛み
矢印
POINT

骨盤の左右で上や横で感じる場合、腸骨とそこにある筋肉や神経が痛みの候補になります。

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骨盤の左右の下に感じる骨盤の痛み

骨盤の左右の下に感じる骨盤の痛み
矢印
POINT

骨盤の左右の下に痛みが出ている場合、坐骨があってそこに多くの筋肉や靭帯が集まります。

また坐骨の上から足に向かう坐骨神経が出てくるので、坐骨神経痛でも痛みが出やすい場所です。

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骨盤の前で感じる骨盤の痛み

骨盤の前で感じる骨盤の痛み
矢印
POINT

骨盤の前には恥骨があり、左右の恥骨がつながる箇所が恥骨結合と呼び、痛みが出る可能性のある場所です。

恥骨には腹直筋や内転筋群の一部も付着していて、鼠径部痛と関連する場合もあります。

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どうして骨盤の痛みが出ましたか?

骨盤の痛みが出たきっかけが分かる時は 骨盤の何らかの組織を傷めた可能性 が考えられ、骨盤の痛みの原因を調べていく目安を見つけることができます。

ご自身でできる区別としては、骨盤の痛みを感じた時の痛みの感じ方の違いが目安になると思います。

CHECK
  • もし骨盤の痛みが「きっかけの直後から出た」場合
    • 何らかの組織を強く傷めていると考えられます。
    • 痛みが早く出る時ほどキズの重要度が高いと考えられます。
  • もし骨盤の痛みが「きっかけの数時間後~翌日に出た」場合
    • 何らかの組織を傷めていると考えられます。
    • キズの痛みに徐々に炎症が起きてくるときに時間が経つにつれて痛くなります。
  • もし骨盤の痛みが「きっかけの後から数日経った後からに急に強くなっていた」場合
    • 何らかの組織を微細に傷めていて、その後の日常生活で損傷が進行したと考えられます。
    • きっかけが関係ないと「きっかけがないのに急に痛くなった」と思われる方もいます。

突発的なアクシデントによって

  • 転んだ時
  • ぶつかった時
  • 骨盤を強打した時
  • 尻もちをつく
  • 勢いよく着地した時
矢印
POINT

これらは身体の外から急に強い力が加わったことで骨盤の痛みが出たと推測されます。

スジを傷める
負担が大きく加わって傷めているので、症状が強くなる傾向にあります。

骨を傷める
負担が大きいので、他のきっかけに比べて骨を急性に傷める可能性も大きくなります。骨粗鬆症の方は特に注意が必要です。

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急な動きや無理な動作によって

  • 重い物を持ち上げる
  • 急に体をひねる
  • 無理な姿勢で作業する
  • 急に動き足に体重をのせる
矢印
POINT

これらは身体の中で働いた大きな力が骨盤に加わったために痛みが出たと推測されます。

スジを傷める
骨盤の筋肉や関節のスジに負担が加わって傷めてしまいます。損傷度が大きかったり炎症が起きてると痛くて動かせない(ぎっくり骨盤)場合も多いです。

骨や椎間板を傷める
とくに腰椎下部への負担で急性の椎間板ヘルニアを起こすと骨盤の奥や坐骨部に強い神経痛が出る場合があります。

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長時間の同じ姿勢や繰り返す動作によって

日常と少し違うことをしたことによって
  • デスクワークや長時間の運転
  • 同じ姿勢を続けていて
  • 同じ作業を繰り返していて
矢印
POINT

これらは身体の中で持久力が働き続けていて痛みが出たと推測されます。。

スジを傷める
身体の抵抗力を上回る負担になった場合、傷めての痛みが出る場合もあります。

疲労や慢性などの血行不良
反対に使い続ける時は疲労も溜まりやすく、乳酸が溜まって血行不良で痛みが出る場合もあります。凝りや歪みや変形などがある方は慢性骨盤の痛みが強くなる場合があります。

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日常と少し違うことをしたことによって

  • 普段しない体操やストレッチ
  • レジャーや不慣れなスポーツ
  • 長期休暇の生活の変化
矢印
POINT

これらは非日常な負担に身体が負けて骨盤の痛みが出たと推測されます。

スジを傷める
身体の抵抗力が下がっている(凝りや歪みが多いなど)方では、微細な損傷を起こして骨盤の痛みを出す場合があります。

疲労や慢性などの血行不良
凝りや歪みが多いと痛みが出やすく、慢性骨盤の痛みをお持ちな方は骨盤の痛みが感じやすくなる場合があります。

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痛みのきっかけが分からない場合

反対に、骨盤の痛みの出たきっかけが分からない場合には 「身体の抵抗力が下がって、傷めやすくなるor血行不良が増える」 などで、骨盤の痛みが出る場合があります。

身体の抵抗力が下がる原因には以下のようなことが考えられます。

CHECK
  • もし骨盤の痛みが「きっかけがなく自然に出てきた」場合
    3つのケースが考えられます。
    1. 筋肉や関節が凝りや歪みなどによって血行不良が殿院で痛み出した場合
    2. コンディション不良によって抵抗力の低下によって日常生活の負担で傷めた場合
    3. それ以外の病的な原因によって痛みが出た場合

コンディション不良が原因の場合

  • 運動不足
    身体を動かす機会が少ないと、筋力低下や身体が硬くなることで、骨盤の痛みが起こりやすくなります。
  • ストレス
    精神的なストレスが筋肉の緊張を引き起こし、骨盤の痛みが起こりやすくなります。
  • 体重増加
    体重が増えると骨盤にかかる負担が増え、骨盤の痛みが起こりやすくなります。
  • 風邪など消耗性疾患後
    咳こんで体幹の筋肉の疲労や寝込んだ後の体力の低下などで、骨盤の痛みが起こりやすくなります。
矢印
POINT

身体の抵抗力(柔軟性や筋力の低下など)があると、普段は何ともない動作や姿勢維持でも負担に負けることがあります。

疲労や慢性などの血行不良
コンディション不良は血行不良を増やす要因そのものなので、血行不良が原因の骨盤の痛みを起こしやすいです。

スジを傷める
抵抗力が下がっていると日常の普段は耐えられる負担にも負けやすくなるので、微細な損傷で骨盤の痛みが出る場合があります。

※傷めてるかどうかの目安
骨盤の痛みの感じ方の違いで 「動かす時に不快な痛みを伴う」
 →傷めてる
「動かす方が痛みが楽になる」
 →血行不良
と考えてみてください。

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病的な原因が痛みを作っている場合

  • 内臓由来
    大腸炎や虫垂炎、尿路感染症や膀胱炎や腎結石、子宮筋腫や卵胞嚢胞や子宮内膜症などが原因で骨盤の痛みが生じることがあります。
  • 骨由来
    骨そのものに異常がある場合、骨盤の痛みが発生します。例えば骨盤の感染症や腫瘍または骨粗しょう症などが挙げられます。
  • 神経由来
    神経が圧迫されることによって生じる骨盤の痛みです。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが原因となることが多いです。
矢印
POINT

病的な原因には、骨や神経が痛みを発しているものと、内臓や血管などその他が原因で骨盤の痛みが出ている可能性があります。

変形性骨盤椎症や脊柱管狭窄症または椎間板ヘルニアなどが原因の骨盤の痛みは、整骨院では自費対応になる骨盤の痛みです。

その他の病的な骨盤の痛みの場合は専門医での治療が必要です。整骨院では直接骨盤の痛みの原因を改善することは出来ず、慢性的に続く骨盤の痛みの症状緩和を目的なら自費で対応しています。

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骨盤の痛みの原因と当院の対応
(当院の対応の可否・施術コースの選択の目安)

骨盤の痛みなど身体の痛みは「痛みの原因」が分かれています。

ご自身で判断する場合は以下の流れに当てはめてみてください。

案内

それぞれの「痛みの原因」に対応した治療先が求められるので、選択の目安をご案内します。
(当院のご利用を検討中の方へは、選ぶ施術コースのご案内)

骨盤の痛みが出たきっかけが分かるとき
➡傷めたキズが原因で骨盤の痛みが出ている場合

骨盤で傷めて骨盤の痛みを出す可能性があるのは 「筋肉や関節のスジ」「骨や軟骨」「神経自体」 が考えられます。

案内

筋肉や関節のスジを傷めた

種類や特徴
POINT
  • 骨盤の捻挫・挫傷・打撲などが該当します。
  • 骨盤を動かす筋肉や関節を傷めてキズがあるので、動かすたびに不快に痛みを伴う症状が一般的です。
  • 炎症が起きて強い痛みを出すこともあり、その場合痛くて動かしづらいぎっくり骨盤の場合もあります。
  • 一般的にレントゲンでは異常が見当たらないケガで、当院では診察や徒手検査などで骨折や軟骨のキズの症状が無いことを確認して判断していきます。
当院の対応とコース案内
CHECK

当院で対応しています。

  • 整形外科の代わりに整骨院でも対応している骨盤の痛み
    • 整形外科はどの骨盤の痛みでも対応していますが、仙腸関節捻挫や殿部挫傷または臀部打撲などの場合「レントゲンに異常が見当たらない」ので、薬の処方とリハビリで経過観察が一般的です。
    • リハビリが充実している(電気だけでなく理学療法士が運動療法をしてくれる)場合は良いのですが、リハビリが充実していない整形外科だと薬や湿布だけで経過観察が多く、それなら整骨院を利用した方がいいと思います。
    • 反対に整骨院では「レントゲンが取れない」「薬の処方ができない」ので、それぞれをご希望の方やリハビリが充実した整形外科があれば、整形外科へ受診された方がいいと思います。
  • 手技・電気・固定などでキズの状態に合わせてキズの修復を促す施術(整骨の施術)を行っていきます。

当院に受診される場合

  • 「保険コース」から受付(ご予約)をお願いします。
  • 筋肉や関節のキズの修復には一定の日数を要し、キズの修復期間は健康保険など保険適応が認められています。
  • くわしくは整骨の施術をご覧ください。

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骨や軟骨を傷めた

種類や特徴
POINT
  • 仙骨骨折尾骨骨折または腸骨・坐骨・恥骨の各骨折などが該当します。
  • 筋肉や関節を傷めた骨盤の痛みに比べると、強い痛みや運動制限が特徴です。
  • とくに「痛くて動かしづらい・動けない骨盤の痛み」に「咳やくしゃみで痛みが激しくひびく」や「痛くて姿勢が保てない」「腫れや内出血が多い」などがある時、骨や軟骨を傷める可能性があると考えています。
当院の対応
CHECK

当院では対応できない骨盤の痛み

  • 整形外科で治療や管理すべき疾患
  • もし来られた方が骨盤の骨折や急性の椎間板ヘルニアが疑われた場合、応急処置にも有効な手段がないので確認したら処置せず整形外科への受診を案内する対応になります。

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神経を傷めた

種類や特徴
POINT
  • 骨盤の場合坐骨神経痛が有名です。他には背中から出た神経が骨盤に伸びていて神経痛を出す場合もあります。
  • 神経痛とは神経症状の一つで、他にしびれ・感覚異常・筋力低下などの強い神経症状があります。
    • ※体が感じる痛みには種類があって、「各組織が異常を伝える」他に「伝える神経自体が発する痛み」があって、それが神経痛でその他神経症状を伴います。
  • ケース①
    神経自体に炎症が起きた場合(椎間板ヘルニアで強い圧迫など病的な原因)には、強い神経痛や感覚異常や筋力低下などがみられます。
    ➡整形外科に受診すべき
  • ケース②
    逆に神経自体を傷めてではなく、周囲の筋肉や関節のキズの刺激や筋緊張によって神経が一時的にしびれや神経痛を出す場合があって、元のキズの回復に伴って神経痛やしびれも改善します。
    ➡整骨院でも対応可
当院の対応とコース案内
POINT

当院では対応できない場合

  • 強い神経痛や神経症状が出ていたら整形外科に受診してください
    • 特に神経痛やしびれの他に「感覚異常…足に感覚がなくなってる」「筋力低下…足の力が入らない」などの神経症状が急性骨盤の痛みといっしょに出た場合、急性の椎間板ヘルニアなど神経を圧迫する疾患が疑われるので整形外科を受診しましょう。

当院で対応できる場合

  • しびれや軽度の神経痛なら整骨院でも対応
    • 骨盤の筋肉や関節を傷めたことで筋肉が緊張し、そこを通る神経を刺激してしびれや軽い神経痛が出る場合があり対応しています。
    • 手技で筋肉や関節の調節をした方が神経症状の改善に有効な場合もあります。
    • 病的な原因でしびれていたり、強い神経痛や感覚異常や筋力低下などの症状を伴っていたら神経自体の問題が考えられるので、病院への受診をご案内しています。
  • 当院へ受診される場合
    傷めた筋肉や関節の骨盤の痛みの施術がメインになるので、「保険コース」から受付(ご予約)をお願いします。
  • くわしくは整骨の施術をご覧ください。

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骨盤の痛みが出たきっかけが分からないとき
➡様々な原因が考えられる

骨盤の痛みが出たきっかけが分からないということは 「身体の組織に負担が加わって傷めたではなく、それ以外の原因で痛みが出ている」 と考えられます。

痛みが出る原因には大きく分けて2つあって「傷めたキスが起こす痛み」「血行不良が起こす痛み」とに分かれ、痛み方で区別ができます。

さらにそこから「それぞれの痛みを出している原因」によって、整骨院で対応できるか否か/整骨の施術か整体の施術かが変わってくるのでご紹介していきます。

案内

動かしたら不快に痛い
…知らず知らずのうちに傷めてた

種類や特徴
POINT
  • 身体の抵抗力が低下していたら、普段は負けない日常生活で身体に加わる負担に負けてしまい、筋肉や関節を傷めてしまう場合があります。
  • 痛みの原因は負担に負けてできたキズによるものですが、筋肉や関節の抵抗力が低下している要因を改善しなければならないです。
  • 運動不足で筋肉が硬くなっていたり姿勢が悪くなっていたりして、筋肉や関節がうまく動いていないコンディション不良が考えられます。
  • キズの修復を促す(整骨の施術)とともに、筋肉や関節を動かしやすくさせるコンディショニング(整体の施術)が必要な痛みになります。
当院の対応とコース案内
CHECK

当院で対応しています。

  • 筋肉や関節のスジのキズの修復を促す整骨の施術を行います。
  • コンディション不良として凝りや歪みが関係している場合が多く、その改善に凝りや歪みを取り除く整体の施術を合わせて行う場合があります。

当院に受診される場合

  • 最初は「保険コース」から受付(ご予約)をお願いします。
  • 身体の状態を確認して、傷めたキズがあって整骨の施術が必要なら保険コースで施術を行い、反対に凝りや歪みが原因で整体の施術が適応なら自費対応で施術する形をとっています。
  • くわしくは整骨の施術をご覧ください。

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動かしたら不快に痛い
…病的な原因で傷めてた

種類や特徴
POINT
  • 病的な原因で知らないうちに身体の中から傷めてしまうことがあります。
  • 骨粗鬆症
    • 骨盤が弱くなってしまうので、骨盤の痛みを感じやすくなります。
    • 骨折などを起こすと支障が大きくなるので、骨粗鬆症の検査や治療は重要です。
  • 代謝や免疫の疾患
    • リウマチなどで骨盤の組織が炎症を起こすと、強い骨盤の痛みを出すことになります。
    • 骨盤の靭帯が石灰化を起こし肥厚すると脊髄や神経の通り道が狭くなって、骨盤の痛みや神経痛やしびれを起こしやすくなることがあります。
  • 感染症
    • 細菌やウイルスが原因で発生することがあり、骨盤に炎症を起こし強い骨盤の痛みが出ます。
    • 骨盤の痛みの他に発熱・悪寒・リンパ節の腫れや全身倦怠感を伴っている場合が考えられます。
  • 腫瘍性疾患
    • 骨盤の周りや脊柱管の中に腫瘍ができて骨盤の痛みを出す場合があります。
    • 通常の骨盤の痛みに比べて「局所的な骨盤の痛み」「痛みが長期に持続する」「夜間に痛くなる」などが特徴にあげられます。
当院の対応
CHECK

当院では対応できない骨盤の痛み

  • 整形外科で治療や管理すべき疾患
  • もし来られた方が各疾患が疑われた場合、応急処置にも有効な手段がないので確認したら処置せず整形外科への受診を案内する対応になります。

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動かした方が楽になる痛み
…凝りや歪みなどで血行が悪くなっての痛み

種類や特徴
POINT
  • 骨盤の筋肉や関節で血流不足によって酸素不足や栄養不足などにより、筋肉が疲れやすくなり痛みを引き起こすことがあります。
    • 使い過ぎて疲労が溜まったため
    • 骨盤の筋肉の慢性的な凝りのため
    • 骨盤の歪みや不良姿勢があるため
  • 傷めたキズの痛みに比べて、血行不良が動かすことで血行が一時的に良くなるため「動かした方が楽に感じる痛み」なのが特徴です。
  • 血行不良にさせる凝りや歪みが残っているほど、骨盤の痛みが改善しにくくなるので、凝りや歪みの改善が重要になります。
  • 整骨院ではこれらの痛みには保険が適応しないので自費での対応となりますが、キズの痛みを治す施術時間では凝りや歪みが十分に改善しきれないので施術時間を長く設定した整体の施術での対応になります。
当院の対応とコース案内
CHECK

当院で対応しています。

  • 筋肉の凝りや関節の歪みを取り除き血行不良を改善させる整体の施術を行います。
  • キズの修復を促す施術の物量では足りない場合が多く、施術回数より一度に施術時間を長く行った方が効果が期待できるため、自費になりますが30分・60分と施術時間を設定しています。

当院に受診される場合

  • 「自費コース」から受付(ご予約)をお願いします。
  • 「揉みほぐし中心:整体コース」「歪みや姿勢の矯正中心:骨盤矯正コース」「揉みほぐし・筋膜はがし・矯正の組み合わせ:全身矯正整体」とご希望の施術方法と施術時間をお選びください。
  • 整体に不慣れな方は「整体コース:30分」でいいと思います。よりいい整体をお探しの方はぜひ「全身矯正整体コース」をお試しください。
  • くわしくは整体の施術をご覧ください。

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動かした方が楽になる・動かす動かさない関係なく出る痛み
…病的な原因で骨盤の痛みを感じる

種類や特徴
POINT
  • 病的な原因で骨盤以外の病気が骨盤の痛みを引き起こす場合があります。
  • 消火器系の病気
    • 大腸憩室症、虫垂炎、潰瘍性大腸炎、腸閉塞などが原因で骨盤の痛みが生じることがあります。
    • これらの病気は食後に痛みが増えたり、腹痛や血便、便通の異常や発熱などの症状を伴うことが多いです。
  • 泌尿器系の病気
    • 腎盂膿瘍、腎結石、尿路感染症(膀胱炎、腎盂炎)、前立腺炎や尿道炎などが骨盤の痛みの原因となることがあります。
    • これらの病気は排尿障害や血尿や発熱を伴うことが特徴です。
  • 婦人科系の病気
    • 子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣嚢胞、子宮脱垂などが骨盤の痛みを引き起こすことがあります。
    • 不正出血やおりものの量の増加などの症状が見られることがあります。
当院の対応
CHECK

当院では対応できない骨盤の痛み

  • 専門的な病院で治療や管理すべき疾患
  • もし来られた方が各疾患が疑われた場合、応急処置にも有効な手段がないので確認したら処置せず整形外科への受診を案内する対応になります。

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慢性的に長く患っている骨盤の痛み

慢性的に骨盤の痛みが長引いているときは 「痛みの悪循環からどう抜け出すか?」 を考えます。

多くの場合、「ケガが慢性化して骨盤の痛みが続いている場合」と「治りにくい慢性疾患の骨盤の痛みでお悩みの場合」があって、それぞれの対応をご案内します。

案内

ケガが慢性化して骨盤の痛みが続いている場合

種類や特徴
POINT
  • 傷めた筋肉・関節・骨などがキズが修復していく過程で、患部が固まったり周囲との組織をくっついたりする変化(拘縮や硬結)をだす場合があります。
  • 筋肉の柔軟性や関節の可動域の減少がみられ痛みも持続しやすくなり、拘縮や硬結の改善に時間を要します。
  • 整骨院ではこれらの痛みには保険が適応しないので自費での対応となりますが、キズの痛みを治す施術時間では拘縮や硬結に対して足りないので施術時間を長く設定した整体の施術での対応になります。
当院の対応とコース案内
CHECK

当院で対応しています。

  • 筋肉の緊張や靭帯や筋膜の癒着を取り除き運動機能を改善させる整体の施術を行います。
  • キズの修復を促す施術の物量では足りない場合が多く、施術回数より一度に施術時間を長く行った方が効果が期待できるため、自費になりますが30分・60分と施術時間を設定しています。

当院に受診される場合

  • 「自費コース」から受付(ご予約)をお願いします。
  • 「揉みほぐし中心:整体コース」「歪みや姿勢の矯正中心:骨盤矯正コース」「揉みほぐし・筋膜はがし・矯正の組み合わせ:全身矯正整体」とご希望の施術方法と施術時間をお選びください。
  • 整体に不慣れな方は「整体コース:30分」でいいと思います。よりいい整体をお探しの方はぜひ「全身矯正整体コース」をお試しください。
  • くわしくは整体の施術をご覧ください。

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治りにくい慢性疾患の骨盤の痛みが続く場合

種類や特徴
POINT
  • 慢性疾患とは「治りづらく長期間にわたって持続する病気や状態」を指します。
  • 骨盤の痛みでは「椎間板ヘルニア」「仙腸関節障害」「脊柱管狭窄症」「脊椎側彎症」などが挙げられます。
  • 慢性疾患の骨盤の痛みの場合でも、予防や管理が重要となり生活習慣の改善や継続的な医療管理が必要とされていて、整骨院では凝りや歪みを整えて予防や管理に参加する立場になります。
  • 整骨院ではこれらの痛みには保険が適応しないので自費での対応となりますが、凝りや歪みを少しでも改善するために施術時間を長く設定した整体の施術での対応になります。
当院の対応とコース案内
CHECK

当院で対応しています。

  • 筋肉の凝りや関節の歪みを取り除き血行不良を改善させる整体の施術を行います。
  • キズの修復を促す施術の物量では足りない場合が多く、施術回数より一度に施術時間を長く行った方が効果が期待できるため、自費になりますが30分・60分と施術時間を設定しています。

当院に受診される場合

  • 「自費コース」から受付(ご予約)をお願いします。
  • 「揉みほぐし中心:整体コース」「歪みや姿勢の矯正中心:骨盤矯正コース」「揉みほぐし・筋膜はがし・矯正の組み合わせ:全身矯正整体」とご希望の施術方法と施術時間をお選びください。
  • 整体に不慣れな方は「整体コース:30分」でいいと思います。よりいい整体をお探しの方はぜひ「全身矯正整体コース」をお試しください。
  • くわしくは整体の施術をご覧ください。

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骨盤の痛み一覧

骨盤の痛みには以下のような傷病・疾病があります。ご参考にしてください。

筋肉や関節を傷めた骨盤の痛み
(整骨院で保険適応になる骨盤の痛み)

仙腸関節捻挫

仙腸関節捻挫とは
  • 仙腸関節捻挫は、仙腸関節の靭帯が損傷し急性の骨盤の痛みを引き起こす状態の傷病です。
症状の出方や感じ方
  • きっかけの後から急性に痛みが出る
    • 転倒や衝突などの突発的なアクシデント
    • 急に骨盤を捻じったり反ったりなど骨盤に負担が加わった時
    • 物を持ち上げるとか座ったり立ち上がるなど骨盤に力が作用した時
  • 骨盤を使う時に痛い
    • 骨盤を使う時(動かす・支える)に痛みを感じる。
      動かすたびに不快な痛み
      骨盤を動かすことでキズの痛みを感じるため。
    • とくに座った時に骨盤が床に付いた時や、座って骨盤を床につけたまま上体を前後左右に動かした時に骨盤に痛みを伴う。
    • ひどいと動かしづらい・動かせない痛みになる。
症状の出る場所
  • 骨盤の真ん中(少し左右にずれる)
    • 仙骨と腸骨とをつなぐ靭帯なので骨盤の真ん中からちょっと左右どちらかに痛みが出ます。
施術の狙いや対応
  • 整骨の施術対応
    • 傷めた骨盤の靭帯のキズの修復を促す施術が必要です。
      整骨院の資格が必要の施術(ケガを治す施術)を行います。
      1. 手技療法…筋肉をほぐし骨格を整えるなど
      2. 理学療法…電気やアイシングなど
      3. その他テーピングなどで保護など

くわしくは整骨の施術をご覧ください。

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臀部挫傷や臀部打撲

臀部挫傷や臀部打撲とは
  • 臀部挫傷や臀部打撲は、骨盤の筋肉が損傷し急性の骨盤の痛みを引き起こす状態の傷病です。
症状の出方や感じ方
  • きっかけの後から急性に痛みが出る
    • 転倒や衝突などの突発的なアクシデント
    • 急に骨盤を捻じったり反ったりなど骨盤に負担が加わった時
    • 物を持ち上げるとか座ったり立ち上がるなど骨盤に力が作用した時
  • 骨盤を使う時に痛い
    • 骨盤の筋肉を使う時(動かす・支える)に痛みを感じる。
      動かすたびに不快な痛み
      骨盤を動かすことでキズの痛みを感じるため。
    • ひどいと動かしづらい・動かせない痛みになる。
症状の出る場所
  • 骨盤の左右の上部や側面
    • 骨盤の筋肉で左右の上部には、殿筋群(大殿筋や中殿筋など)が骨盤と下肢とをつなぎ、姿勢維持と動作に重要な働きをしていて、痛みが出やすいです。
  • 骨盤の下部の左右
    • 骨盤の筋肉で下部の左右には、梨状筋や股関節外旋筋群が集まっていて、姿勢維持と動作に重要な働きをしていて、痛みが出やすいです。
    • この部分の骨は坐骨と呼ばれ、坐骨の出っ張り(坐骨結節)には太腿の後ろの筋肉(ハムストリングス)が付着して、これらも痛みを出す可能性が大きな筋肉です。
施術の狙いや対応
  • 整骨の施術対応
    • 傷めた骨盤の筋肉のキズの修復を促す施術が必要です。
      整骨院の資格が必要の施術(ケガを治す施術)を行います。
      1. 手技療法…筋肉をほぐし骨格を整えるなど
      2. 理学療法…電気やアイシングなど
      3. その他テーピングなどで保護など

くわしくは整骨の施術をご覧ください。

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ぎっくり骨盤

ぎっくり骨盤とは
  • ぎっくり骨盤は、骨盤が突然の痛みで動けなくなる傷病や疾病の総称です。
  • 上記の捻挫や挫傷のように筋肉や関節のスジを傷めた時に強く痛みが出ると(炎症を起こすと)痛くて動けない症状になります。

※注意

反対に、骨折や急性の椎間板ヘルニアや坐骨神経痛でも同様に動けなくなることもあります。

症状の出方や感じ方
  • きっかけで突発的に急激に強い痛みが出る
    • 転倒や衝突などの突発的なアクシデント
    • 日常動作や姿勢維持で不意に骨盤を動かした時
    • せきやくしゃみなどでも発症することも
  • 痛みで動かしづらい・動かせない症状が出る
    • 炎症を起こした組織が痛くて使えなくなっていると、骨盤を動かす制限が出ます。

※注意

骨折や急性の椎間板ヘルニアの場合、お尻や脚に強い神経痛を伴ったり、咳やくしゃみなどで特に強い痛みを感じる傾向があります。

症状の出る場所
  • 骨盤の真ん中から左右
    • 仙腸関節捻挫で動けなくなっていたら、骨盤の真ん中で痛みが出ます。
    • 筋肉が炎症を起こして動けなくなる場合、腸骨(骨盤の左右の上部)に痛みが出やすいです。
      (筋膜が腰から足までつながっているので痛みが広範囲な場合も)
    • 逆に骨盤の下部の左右から下肢に強い痛みが広がっる場合は、坐骨神経痛で動けなくなっている可能性が考えられます。
施術の狙いや対応
  • 整骨の施術対応
    • 筋肉や関節のスジを傷めてのぎっくり骨盤なら、キズの修復を促す施術が必要です。
      整骨院の資格が必要の施術(ケガを治す施術)を行います。
      1. 手技療法…筋肉をほぐし骨格を整えるなど
      2. 理学療法…電気やアイシングなど
      3. その他テーピングなどで保護など

くわしくは整骨の施術をご覧ください。

※注意

反対に、骨折や急性の椎間板ヘルニアなどでのぎっくり骨盤の場合、整形外科での治療が必要です。

もし、以下のような症状

  • 身体が前後だけでなく左右にも傾く
  • 咳やくしゃみで痛みで悶えてしまう
  • 微熱や内出血などが出ている など

などは、筋肉や関節のスジを傷めて起きるぎっくり骨盤ではみられない症状なので、整形外科への受診をおすすめします。

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傷めたではない血行不良による骨盤の痛み
(整骨院では自費対応になる骨盤の痛み)

疲労が原因の骨盤の痛み

疲労が原因の骨盤の痛みとは
  • 疲労が原因の骨盤の痛みは、筋肉に疲労が蓄積しすぎて循環が悪くなり、血行不良で痛みを感じてくる状態をいいます。
症状の出方や感じ方
  • きっかけの後から徐々に・気づいたら痛みが出る
    • 使いすぎて疲れが溜まった後などや、何もしていないのに自然と感じてきた痛みが該当します。
  • 骨盤が重だるい・重苦しい骨盤の痛み
    • 血行不良が原因で出る症状の特徴。
      動かした方が楽に感じる痛み
      骨盤を動かすことで一時的に血行が良くなるため。
症状の出る場所
  • 骨盤全体
    • 骨盤の筋肉が全体で協力して使っているので、広範囲に疲労が起きることが多い。
施術の狙いや対応
  • 整体の施術対応
    • 疲れが溜まった筋肉から出来るだけ揉みほぐしで流す施術が必要です。
      ケガを治す施術より施術時間を長く設けた施術が適しています。
      1. 揉みほぐしで、溜まった疲れを筋肉からリンパへと流す施術。
      2. 凝りや歪みが多い方ほど疲れが溜まりやすいので、凝りや歪みへの対処。

くわしくは整体の施術をご覧ください。

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凝りや歪みが原因の骨盤の痛み

凝りや歪みが原因の骨盤の痛みとは
  • 凝りや歪みが原因の骨盤の痛みは、筋肉の緊張や歪みでスジが突っ張り続けることで循環が悪くなり血行不良で痛みを感じてくる状態をいいます。
症状の出方や感じ方
  • きっかけが特にない・気づいたら痛みが出る
    • 凝りや歪みが慢性的に続いているので、何もしていないのに自然と感じてきた痛みが該当します。
  • 骨盤が重だるい・重苦しい骨盤の痛み
    • 血行不良が原因で出る症状の特徴。
      動かした方が楽に感じる痛み
      骨盤を動かすことで一時的に血行が良くなるため。
症状の出る場所
  • 骨盤全体~部分的な場合も
    • 凝りや歪みのパターンで、骨盤の色々な場所で痛みを感じる可能性があります。
施術の狙いや対応
  • 整体の施術対応
    • 凝りや歪みを手技で出来るだけ改善させられるよう施術を行います。
      ケガを治す施術より施術時間を長く設けた施術が適しています。
      1. 揉みほぐしで、凝り固まった筋肉をほぐしていく。
      2. 凝り固まって癒着した筋膜を剥がす施術も有効。
      3. 歪みやすい骨盤椎や骨盤を動きやすく矯正。

くわしくは整体の施術をご覧ください。

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慢性骨盤の痛み
(整骨院では自費対応になる骨盤の痛み)

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症

骨盤の痛みと腰の慢性疾患の関係について
  • 骨盤に慢性的に痛みが続いている場合、腰から出た神経が影響していて、骨盤に慢性的に痛みが続いている可能性を考えます。
  • この場合、骨盤の痛みの治療は腰の慢性腰痛の治療と同じといえます。
  • 椎間板ヘルニアは急性期と慢性期で違いがあり、整骨院で対応できるのは慢性期のヘルニアになります。
症状の出方や感じ方
  • 痛みが長期的に続いている
    • 椎間板の劣化や生活習慣の問題、骨の歪みや筋力低下など根本的な原因が残り、慢性化しやすい。
  • 持続的に感じ続けやすい骨盤の痛みや坐骨神経痛
    • ヘルニアで神経が圧迫されていて、痛みを感じやすい
  • 筋力低下や感覚異常または排尿障害
症状の出る場所
  • 骨盤の真ん中
    • 骨盤の真ん中に背骨があり、神経の圧迫がある患部
  • 骨盤からお尻や足
    • ヘルニアに圧迫を受けた坐骨神経がお尻や足に痛みやしびれを出す
施術の狙いや対応
  • 整体の施術対応
    • 椎間板の圧迫に影響する凝りや歪みを改善させる施術を行います。
      ケガを治す施術より施術時間を長く設けた施術が適しています。
      1. 筋肉の緊張や歪みを減らして、神経の圧迫の軽減を図ります。

くわしくは整体の施術をご覧ください。

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仙腸関節障害

仙腸関節障害とは
  • 仙腸関節障害は、仙骨と腸骨の間の関節に影響を及ぼす病気をいいます。
  • 仙腸関節障害は関節の損傷や変形、炎症、老化などが原因で発生します。
症状の出方や感じ方
  • 痛みが長期的に続く、出たり出やすかったりする
    • 椎間板の劣化や生活習慣の問題、骨の歪みや筋力低下など根本的な原因が残り、慢性化しやすい。
  • 長時間同じ姿勢などで出やすい骨盤の痛み
    • 仙腸関節に同じ負荷が加わり続けるため、痛みを感じやすい
症状の出る場所
  • 骨盤の真ん中
    • 骨盤の真ん中に仙腸関節があり、局所的な症状では骨盤の真ん中で痛みを感じる
  • 骨盤や腰全体
    • 仙腸関節の運動障害が周囲の筋肉や関節に負担をかけ続けると、広範囲に痛みが出る場合も多い
施術の狙いや対応
  • 整体の施術対応
    • 仙腸関節の運動障害に影響する凝りや歪みを改善させる施術を行います。
      ケガを治す施術より施術時間を長く設けた施術が適しています。
      1. 筋肉の緊張や歪みを減らして、椎間板への圧迫の軽減を図ります。

くわしくは整体の施術をご覧ください。

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