①乳酸が蓄積して筋肉が硬い
乳酸が蓄積とは
- 筋肉を使うとエネルギーが燃えて、その時の老廃物が乳酸です。
- 通常は筋肉から抜け出ていきますが、一度に多くの乳酸が作られると筋肉内に溜まってしまいます。
乳酸が溜まると
- 筋肉が収縮と弛緩を繰り返すのに、筋肉内で循環がいいとスムーズにおこなわれます。
- しかし筋肉内に乳酸が溜まっていると、筋肉が収縮から戻れず緊張し続けてしまうのです。
スポーツをしていて繰り返して痛めてしまう方がいますよね?
どうして同じ練習をしていてケガする方とそうでない方がいるのでしょう?
スポーツをしていて痛める、とくに繰り返し痛めてしまう方の多くは
「コンディション不良」
によって
「スポーツ動作に負けやすい身体」
になっていることが多いのです。
そこでスポーツ外傷やスポーツ障害など
「痛くなりやすいコンディション不良」
を確認して、スポーツ障害の予防についてみていきましょう。
筋肉の柔軟性って、ストレッチとかして
「身体が硬い」
ってことですね?
筋肉の柔軟性には
「①乳酸が蓄積」
「②筋膜が癒着」
していると柔軟性が失われて、スポーツ動作で負担が増えてしまいます。
身体が硬いとスポーツをしていて何が問題になるんですか?
筋肉の柔軟性が硬くなっていると
「身体が動かしにくくなる」
「衝撃吸収がしにくくなる」
などがあげられ、スポーツを行う負担が増えたり抵抗力が低下してしまいます。
スポーツ外傷やスポーツ障害が起こる前に、予防で筋肉や筋膜のコンディショニングを行うのが大事です。
筋力バランスが悪いって
「筋肉の力が弱い」
ってことでか?
筋力バランスが悪いというのは
「筋肉の強さの強弱のバランスが悪くなっている」
状態で、筋力が強い側と弱い側があるために身体に負担が増えやすくなってしまいます。
筋力バランスを比べるのは
「①前後の筋肉」
「②左右の筋肉」
で評価していきます。
筋力バランスが悪いとスポーツをしていて何が問題になるんですか?
筋力バランスが悪くなっていると
「強い筋力が動かす時に負荷になる」
「弱い筋力が安定性を欠いてしまう」
などがあげられ、スポーツを行う負担が増えたり抵抗力が低下してしまいます。
スポーツ外傷やスポーツ障害が起こる前に、予防で筋力強化などのコンディショニングを行うのが大事です。
関節の可動域が不良って
「関節が曲がらない」
ってことでか?
関節の可動域が不良というのは
「関節の可動域が硬い」
「関節が緩んでいる」
状態で、2つともスポーツ動作と相性が悪くスポーツ障害が起こりやすくなります。
関節の可動域は
「①関節の拘縮」
「②関節動揺性」
で評価していきます。
関節の可動域が不良だとスポーツをしていて何が問題になるんですか?
関節の可動域が不良になっていると
「関節が動かない」
↓
その関節・または周囲の部位に影響
↑
「関節が動きすぎ」
などがあげられ、とくにスポーツ障害が起こりやすくなってしまいます。
時間がかかりますが、各問題に対処する必要があります。
運動軸が乱れているって
「身体が歪んでいる」
ってことでか?
運動軸が乱れているというのは
「身体が動く軸が、正常から乱れている」
状態で、「動いている時の骨格の並び」と「動かない時の骨格の並び」があります。
自分で気づきやすい「身体の歪み」は後者の問題ですが、スポーツ障害が起こりやすいのは前者・後者ともに重要になります。
運動軸の乱れは
「①動的アライメント」
「②静的アライメント」
に分けて評価していきます。
運動軸が乱れているとスポーツをしていて何が問題になるんですか?
運動軸が乱れていると
「動きのなかで骨格が歪む」
↓
その関節・または周囲の部位に影響
↑
「骨格の歪みがある」
などがあげられ、とくにスポーツ障害が起こりやすくなってしまいます。
静的アライメントはそれぞれに対処、動的アライメントは改善の必要があります。
では、どうやったら
「スポーツ障害を繰り返さない」
ようにできるのでしょうか?
スポーツ障害を繰り返さないために必要なのは
「何が問題になっているのか?」
を知ることです。でも自分で知るのは大変なんです。
ここまでコンディション不良について挙げてきましたが、この他にもスポーツ障害を起こしやすい問題には
・テクニカルスキルの問題
・練習環境や器具道具の問題
・練習規模や試合間隔の問題
・メンタルの問題
など、複数の問題が関わってくるのです。
自分だけで対処しづらいですね。
大事なのは、自分だけでスポーツ障害を抱え込むのではなく
「コーチ・同僚・家族」
など、さまざまな方の協力は必要不可欠になってくると思います。
なので、スポーツ障害でお悩みな方が当院に来られた時には
「スポーツ障害の治療」
+
「コンディション不良改善」
+
「スポーツ障害の原因追求」
など、ひだまり整骨院として関われる範囲内で協力していくのが、当院のスタイルでやっています。
どうやってスポーツ選手のケガや痛みを治療していってるんですか?
上記のポイントのように、スポーツ障害の治療では
「ただケガや痛みを改善するだけでなく、そのスポーツ選手に必要な対応」
が大事だと思っています。
また、スポーツ選手を治療するうえで、一番むずかしいのが
「スポーツをする・しない」
で、こちらから一方的に押し付けてもダメだと思っています。
逆に協力が得られなくてもスポーツ障害の治療が大変になってくるので、患者さんと協力関係を築けるかどうかにかかっています。
スポーツのケガや痛みの治療って
「何か特別な治療」
があるんですか?
スポーツの外傷やスポーツ障害も、日常のケガや痛みと同じで
「自然治癒力が発揮しやすい環境」
を施術でつくるのが狙いになります。
具体的な治療の流れは
「患部の安静保護」
↓
「血行促進で組織回復」
↓
「運動療法で機能回復」
などで早期スポーツ復帰に向けて治療していきます。
先程の話では
「コンディション不良だとスポーツ障害になりやすい」
んでしたよね?
スポーツ動作を同じようにしていても、コンディション不良があったほうが
「身体に加わる負担が増える」
&
「負担に対する抵抗力が下がる」
ので、筋肉や関節のコンディショニングはスポーツ障害の治療で重要なポイントになると考えています。
内部環境や外部環境ってどういうことですか?
スポーツ選手を中心に考えた時に、スポーツ障害を起こしやすい
【内部環境】
身体的・内面的な要因
【外部環境】
それ以外の周囲の要因
で、コンディション不良も内部環境に含まれます。
もし、当てはまるものがあれば出来る限り改善したいです。
やっぱり痛めていたら
「スポーツは休まないといけない」
んですか?
スポーツ障害の治療で一番の課題は
「スポーツ再開の可否」
になってきます。
患部の状態などで、練習復帰のタイミングを分けて治療を進めていきます。
スポーツ障害の治療って、いろいろなことを考えながらおこなっているんですね。
スポーツ障害を起こすのは、スポーツをしている方々なので
「スポーツ活動を続けたい」
「早くスポーツ復帰したい」
考えが強く、選手のはやる気持ちから
「無理しすぎて悪化」
してしまうケースを常に配慮していかなければなりません。
この問題は
「選手(患者)本人」
「親御さんやコーチ」
など、お互いや周囲の協力関係が必要になってきます。
当院の方針は、運動継続に多大なリスクが出る場合をのぞき
「出来る運動を行いながら、練習しながら治療」
を基本にしています。
もし、スポーツのケガや痛みでお困りなら、当院のスポーツ障害の治療をご気軽にご相談ください。
もし、ひだまり整骨院でスポーツ障害の治療を受けたい場合は、どうしたらいいのですか?
当院のスポーツ障害の治療では
「ケガや痛みの治療」
→①保険診療
「疲労回復・筋肉痛ケア」
→②整体
で対応しています。
どんなスポーツ障害があるんですか?
ここでは、当院で来院されているる
「スポーツ障害について」
紹介していきます。