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整骨院の手技で出来ることについて
整骨院で出来ることは 整骨院の手技…柔整マッサージや関節矯正などを使って 筋肉や関節を整えて身体の痛みや身体の不調の改善です。
身体の痛みや身体の不調に対して整骨院の手技がどう有効なのかを、それぞれの原因ごとにご紹介していきます。
もし、筋肉や関節を傷めたのが原因で起きる痛みだった場合
整骨院の手技で筋肉や関節のキズが治りやすい環境に整えるのが狙い
キズを柔整マッサージで揉みほぐして治る…ではなく、筋肉や関節に出来たキズを治すのは身体がもつ自然治癒力の働きによってキズが治っています。
この自然治癒力が働きやすくなるよう、筋肉をほぐし関節の噛み合わせを良くするなどの施術を当院では行っています。
自然治癒力の働きで何もしないでも治る場合もありますし、整形外科で「痛み止めの薬や湿布の処方で様子をみましょう」という時は薬で痛みを和らげている間に自然治癒力でキズの修復が済むのを待っています。
ですが、なかなか痛みが治らないでお困りの方が受診されるケースがあります。
これは自然治癒力の働きを邪魔する問題がある時に、痛みが治りづらくなっています。
- 日常動作で患部への負担が繰り返し加わっている とか
- 元々あった凝りや歪みが患部に負担を掛けている など
整骨院の手技は、この問題を手技という手作業で取り除けるものを出来るだけ取り除いていくとお思いください。
もし、傷めた痛みが骨折や脱臼だった場合
整骨院では応急処置と医師が同意した場合のリハビリをしています
筋肉や関節のスジを傷めている場合と比べて骨折や脱臼だった場合、それぞれ痛み方や腫れ方または骨折や脱臼の特有症状など症状が異なります。
各症状から骨折や脱臼の可能性があると疑われた場合に、レントゲンなどの画像検査を行い診断を立証していきます。
整骨院ではレントゲンは取れないので、骨折や脱臼が疑われた場合は応急処置をして整形外科への受診をご案内します。
もし整骨院の受診をご希望の方は、そこで医師の判断を仰ぎます。
診察した医師が整骨院でのリハビリを同意した場合は医師の診察を受けながら整骨院への受診ができます。
反対に病院で管理した方がいいと判断すればそのまま整形外科での治療となります。
傷めた痛みが慢性的に続いている場合
整骨院の手技でケガが慢性化して起こる固まり(硬結や癒着や拘縮など)を改善するのが狙い
ケガの修復に時間がかかると患部が固まってきたり患部周辺とくっついてきたりなどの変化を出してくることがあります。
固まっったりくっついた局所は血行不良が起きていて、血行不良によって神経が興奮するとキズの痛み以外の痛みが出てきます。
ケガが慢性化しての痛みはこの血行不良が原因の痛みなので、血行不良となる固まりが改善しないと痛みが続くことになります。
整骨院の手技(柔整マッサージや筋膜リリースなど)で固まった患部やくっついた患部周辺の血行を取り戻していきます。
患部に血行がうまく戻ってくれば固まりを作る接着剤が柔らかくなっていき、症状に変化が出てきます。
疲れが溜まった時や凝りや歪みが続いている時に感じる痛み
整骨院の手技で疲れを流したり凝りや歪みを取り除き血行不良を改善するのが狙い
傷めた痛みとは別で、それぞれが起きている時は血行不良の状態になっていて痛みを感じています。
揉みほぐしで疲れをリンパに流したり、凝りや歪みも揉みほぐしや矯正で施術して痛みの改善していきます。
整体で行っている施術と同じで、整骨院では自然治癒力を邪魔する凝りや歪みに対しての施術と同じです。
凝りや歪みを改善していくのに、筋肉一つ一つの位置や角度に合わせたり関節の細かな構造や動きに合わせることが重要だと考えています。
整骨院の知識や経験が整体の施術にも大きく貢献しているのが当院の特徴です。
病的な原因で起きている身体の痛みや身体の不調
整骨院の手技で病的な原因の改善は✖
慢性化して続いている痛みに対して施術を提供
病的な原因での痛みは様々あります。整骨院に来られることがある病的な原因の痛みには以下があげられます。
- 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの急性期の整形外科的疾患
- 痛風や石灰沈着などの代謝異常で出る痛み
- リウマチなどの免疫性疾患で出る痛み
- ガングリオンなどの腫瘤や良性・悪性の腫瘍で出る痛み
- 静脈瘤や動脈瘤など血管の病気で出る痛み
- 脳や脊髄など中枢神経疾患で出る痛みやしびれ
- 心臓や肺、胃や肝臓、腎臓など臓器の病気が原因で出る痛み など
身体の痛みと思われて整骨院に受診される時がありますが、病院への受診をご案内します。
整骨院の手技では病的な疾患そのものに対しての施術はできません。
当院で出来る事は?
病院で治療を受けていて痛みが慢性化しているものに対して、整骨院の手技を提供しています。
- 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが慢性的に症状が残っている場合、患部に関係する筋肉や腰椎を整骨院の手技で整えることで症状が改善する場合があります。
- 石灰沈着性肩関節炎で残った肩を動かす時の痛みや肩が固まった拘縮などは、通常の四十肩と同様の施術で改善させられる場合があります。
- 脳や脊髄など中枢神経疾患で慢性化した痛みは、整骨院の手技では症状の緩和が目標になります。
病的な原因がはっきりしないけど起こる身体の不調(不定愁訴)
整骨院の手技で身体を整えることで不調が改善する環境をつくる狙い
不定愁訴とは、病的な原因がはっきりしないけど起こっている身体の不調のことで、以下のような症状があげられます。
- 頭痛
- めまいや立ちくらみ
- 手足のしびれや冷え
- 全身倦怠感 など
当院では、整骨院の手技で筋肉の凝りや緊張をほぐしたり骨格の歪みを矯正したりして、血行や自律神経を整えて症状の改善を狙っていきます。