急激な負担の増加がみられる状況
当院に来られたスポーツをしている患者さんの負傷状況から以下のような問題が挙げられます。
- 1.練習再開で急な練習量の増加
- 2.延期していた試合などの過密スケジュール
- 3.自粛期間中のコンディションの調整の難しさ
1.練習の再開で急な練習量の増加
- 練習量が急に増えると疲労が溜まりやすい
- ↓
- 急に疲労が溜まると、動きに支障・集中力や判断力の低下が起きやすい
- ↓
- そのため、ケガの危険やスポーツ障害のリスクが高まる
2.延期していた試合などの過密スケジュール
- 練習再開から試合までの間隔が短い場合、調整が難しく試合の時に身体が出来上がってなくケガやスポーツ障害のリスクが高まる
- また、すぐ試合が続く過密スケジュールだと、コンディション調整に影響を与えやすくなる
3.自粛期間中のコンディションの調整の難しさ
- 身体のコンディショニングが十分準備整えておくのが難しく、スポーツ再開時に身体が負けやすくなっている(後述)
- 自粛期間中に目標設定が定まりにくく、スポーツ再開に合わせてメンタル面やモチベーションを整えるのに、ケガやスポーツ障害にも影響を受ける