座っていると腰が痛い方必見!

南行徳で腰痛治療をおこなっているひだまり整骨院です。

座っていて起こる腰痛の原因と対策について解説していきます。

座っている時の腰痛

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CAUSE

座っていて腰が痛い原因

なぜ座っていて腰痛が出るのか?

一見座っている方が楽なのに腰痛が出やすいのが、不思議と思われた方は多いのではないでしょうか?

座っている時の腰は、姿勢を支え続けている状態です。

この姿勢を支えているのに、腰椎や背筋は支える仕事をしていますが

座っている姿勢が、腹筋に力が入らない

状態になっています。

なので腹筋が姿勢維持に参加しないため、背筋や腰椎に負担が増え、腰痛が出やすくなっているのです。

座り方が悪いと腰痛が出やすい!?

座っている姿勢自体が、股関節が屈曲している状態になり腹筋に力が入らなくなっています。

さらに、

座り方が悪いと、腰にもっと負担がかかる

ことになります。

座っていて腰痛が出やすくなる座り方は、次のような座り方が考えられます。

腰が反った座り方

腰が反った座り方
  • 一見いい姿勢で座っているように見えますが、背もたれにもたれかかってないと腰の負担は大きくなります。
  • 座っている時には腹筋が力が入りにくいので、腰の前方支持が少なくなってます。
  • なので、腰が反っていて背もたれなどの補助がないと、腰椎と背筋への負担が非常に増え、それぞれ腰痛が出やすくなります。

腰が丸くなった座り方

腰が丸くなった座り方
  • 腰が丸くなると、骨盤が後ろに倒れて猫背になるので、不良姿勢だとわかりやすいです。
  • 腰椎の前方への圧迫力が高まり、椎間板への負担が増すことで腰痛が出やすくなります。
  • 背筋をみても、猫背と骨盤の傾斜で背筋が引き伸ばされた状態で力を入れることになり、これも腰痛が出やすくなります。
矢印

「腰を反った座り方」
「腰を丸めた座り方」
それに
「背もたれを使わない座り方」
に、座っていての腰痛改善への対策が必要になります。

MEASURES

座っていて腰痛を出さない為の対策

腰に負担が少ない座り方

腰に負担が少ない座り方

坐骨座り+背もたれとの隙間に硬いクッションを当てる座り方が、腰への負担を少なくします。

坐骨座り

  • 両足は地面につけて座り、両足と両お尻の4点で支えます。
  • 坐骨のやや前に体重を乗せるのがポイントです。
  • ・坐骨の前に体重を乗せると腰が沿ってしまいます。
  • ・坐骨の後ろに体重を乗せると骨盤が後ろに倒れて丸まってしまいます。
  • 背もたれとの空いた隙間に硬めのクッションを当てることで、腰椎や背筋の負担を和らげることができます。

その他の座っている時の対策

  • ・椅子の高さは足の裏が地面につき、股関節や膝関節が90度になれる高さにしましょう。
  • ・机の高さも腕が自然に作業できる高さが望ましいです。
  • ・パソコンの画面など作業の対象が、坐骨座りで自然に見ることが出来る角度にしましょう。
  • ・視力が悪いと机に目が自然と近づきやすく、姿勢が悪くなるので気をつけましょう。

腹筋を鍛える

座っている時に腹筋が姿勢維持に参加しないため、腹筋と腰痛は関係が高いです。

腹筋を鍛えるのは労力がいるため避けやすいですが、座ったままでも簡単に出来る「ドローイン」を推奨します。

ドローイン

  • ・座った姿勢で、お腹を引っ込めます。
  • ※お腹を引っ込める時に腰が引っ張られるので、腰痛を感じる場合は力を緩めてください
  • ・お腹を引っ込めたまま、30秒ほどゆっくり浅くでいいので呼吸を続けましょう。
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  • ※この運動で鍛えられる腹筋は、座っている時に身体を支える筋肉になるので、腰痛対策に有効です。
  • ※また、座ったままでドローインをしている時にみぞおちが苦しく感じるようなら身体を起こしてください。
  • ※身体を起こして楽に感じる姿勢が、座っていて腰に負担がかからないいい姿勢です。
POSTSCRIPT

座っていて出る腰痛のその他に伝えたいこと

じつは立って前かがみより座って前かがみの方が腰の負担が大きい!?

立って前かがみ、いわゆる中腰になった時に腰を痛めやすいのは有名です。

ですが、座っている時に前かがみになった方が、腰に加わる負担が大きくなるのはあまり知られていません。

理由は、これも腹筋の前方支持の参加が座っている時に無くなるためになります。

座って足元の荷物を取るときなどは、十分注意してお腹に力を入れながら前かがみになるよう心がけましょう。

洋式トイレで拭こうとした時に腰が痛くて拭けない腰痛はスジじゃない!

トイレやお風呂などで、座っていてほんの少し身体を倒す必要があるときがあると思います。

このほんの少し身体を傾けようとした時に腰が痛くてできないことはありませんか?

これは腰椎が椎間板などと協力して脊柱として力を入れている運動なのです。

なので、腰痛を感じている時にやぎっくり腰の症状が減って動けるようになった時に、何気なく傾けた時に腰痛が出るようだと軟骨や椎間板の負傷の可能性があります。

この場合、スジなどの腰痛より長引く可能性が高いので、腰痛を放おっておかずに治療を受けるサインと思いましょう。

CONCLUSION

最後に

このページで紹介した座っていての腰痛は、まとめると

  • ・座っている時は腰の負担が大きい
  • ・座り方が悪いと腰痛が出やすくなる
  • ・腰痛が出にくくなる座り方は「坐骨座り」
  • ・お腹に力を入れると腰の負担が減る

です。

疲れが溜まった腰痛なら、その場で体操すれば腰痛をリセットできますが、腰を痛めていたら座っていたら痛みが強くなっていくので対策が必要です。

さらに、座って少し身体を傾けたときに腰椎に負担がかかると、椎間板や軟骨が原因の動けなくなる腰痛がでるケースもあるので、座っていての腰痛は放おっておくのはよくありません。

もし腰痛でお困りなら、当院の腰痛治療にお任せください。

腰痛治療
ひだまり整骨院の院長
  • -筆者紹介-
  • 金山 芳幸
  • ひだまり整骨院 院長

これまで25年間で10万人以上を施術してきました。病院提携の整骨院の管理やリハビリ室長などの経歴から西洋医学の根拠と東洋医学の手段を根底にした考えで記事を作成しています。