むちうち治療ひだまり整骨院 南行徳の交通事故治療
むちうち治療と整骨院の施術
交通事故で追突された時などで多くおこるむちうち損傷ですが、「治りにくい」「後になって痛くなりやすい」と悩まれている方が多いです。
むちうちで痛める首の筋肉や頚椎のスジが、痛めると同時に緊張が持続しやすく、力が抜けないのが痛みが治りにくかったり後で痛みが出やすくなると当院では考えています。
当院では、手技療法や物理療法などを用いた施術でむちうちの痛みやコリを緩和し改善させています。 また、運動療法や姿勢指導などで筋力や柔軟性を高めながら再発予防にも取り組んでいます。
施術方針や施術の流れなど、当院のむちうち治療についてご紹介していきます。
むちうちの特徴や治療のポイント
むちうちは日常の寝違えや首凝りなどの首の痛みと比べて治りにくいのは間違いありません。
これはむちうちの受傷機転に原因があります。
むちうちの特徴から早期改善に向けての当院の取り組みなどを説明していきます。
むちうちとは?
むちうちは、事故で追突された時の衝撃で首が過伸展・過屈曲が強制されて起こるのが特徴です。
この時、首が鞭のようにしなっている様子が名前の由来になっています。
むちうちで首に加わる負担はとくに大きく、首の筋肉や関節のスジを痛めることで首の痛くなります。
むちうちが治りにくい理由
むちうちが起きると瞬間的に大きく首が振られるので、筋肉や関節より伸縮性がない神経(とくに首周りの自律神経)がいっしょに痛める場合が多いです。
日常の寝違えや首凝りではみられない現象でこの自律神経を痛めると、首の痛みに合わせて様々な自律神経症状を出す原因になりますが一番の特徴となるのが持続的筋緊張です。
持続的筋緊張が起きると、痛めた首の筋肉や関節の力が抜けない状態になり、首への負担となったり血行を悪くさせて自然治癒力を妨げてしまいます。
むちうち治療の狙い
持続的筋緊張が残っていても痛めた首の筋肉や関節の修復が終われば、ちょっと張るけど首の痛みが無くなることも多々あります。
ですが、凝りやすさがいつまでも残るので、以後首が痛くなりやすかったり、数年経過で首の変形の原因になってしまう可能性があります。
なので、むちうち治療は痛めた筋肉や関節興奮した自律神経両者の施術を並行して行っていくことが重要になると、当院では考えています。
整骨院の交通事故治療なので、手技療法や物理療法で丁寧に筋肉をほぐしや関節を整えて、痛めた首の痛みや緊張した自律神経を落ち着かせるよう施術していきます。
当院のむちうち治療について
もし、交通事故の後に少しでも首に痛みや違和感があれば、治療を開始するのをおすすめします。
とくに追突に気づかなかった場合では「軽微な追突でもダメージが大きい」です。
むちうちの痛みが少なくても自律神経の興奮が強く出ていることもあるので、軽く考えず治療を受けるのが望ましいと思います。
当院で行うむちうち治療は、患者さん一人ひとりの症状に合わせて、一回一回の施術で必要な手技を行っていきます。
むちうち受傷直後の施術
むちうちの受傷直後(約2週前後)は、頚椎や首の筋肉の損傷や自律神経の興奮も強いので、負担をかけないような施術が中心となります。
柔整マッサージ
- 自律神経の興奮が強い首の筋肉(とくに胸鎖乳突筋や僧帽筋)の損傷を回復させるのが目的になります
- 筋肉の緊張が強いほど血行不良となり、数カ月後に筋肉の硬結や筋膜の癒着が起こる可能性があるため、血行促進を狙います
頚椎矯正
- 追突で頭が前後に振られた時に、頚椎の歪みが強くなっている方がいます
- 頚椎の歪みを指先でやさしくソフト整体で整えていきます
むちうち受傷1~3ヵ月頃の施術
首の筋肉の損傷の組織回復は改善しても、自律神経の興奮から筋肉の緊張が持続し、首の痛みが抜けにくい時期になります。
自律神経の多い首の胸鎖乳突筋や僧帽筋へのアプローチを中心に、自律神経の興奮を改善していく施術を行っていきます。
柔整マッサージ
- 自律神経の興奮が続き首の筋肉が持続的に筋緊張するので、筋肉の緊張を和らげるのが目的になります
- 首の筋肉は3つのグループが重なる
- 表層:胸鎖乳突筋や僧帽筋
- 中層:固有背筋
- 深層:背骨の傍の小さな筋群
- それぞれ緊張が影響するため、症状に合わせて筋肉の緊張をほぐしていきます
頚椎矯正
- 頚椎の歪みがあると脊柱管という神経が通る管の循環が悪くなるといわれ、自律神経の興奮にも影響を与えます
- 頚椎の歪みをSOTという頚椎矯正を用いて、首に負荷をかけず頚椎の歪みを整えていきます
むちうち受傷4ヵ月以降の施術
首の痛みが消えている方は、日常生活の持久力や瞬発力のストレスに耐えられるように、自律神経の緊張が残っていないか確認しながら整えていく時期です。
首の痛みが残っている中等症や重症のむちうちの場合、引き続き自律神経の緊張を改善するよう柔整マッサージや頚椎矯正を行い、少しでも症状改善に力を入れていきます。
柔整マッサージ
- 首の痛みが減ってきても、残っている自律神経の興奮の改善が目的になります
- 数ヶ月も筋緊張が続くと筋膜癒着も強くなり、筋膜癒着が血行不良を引き起こし自律神経の興奮が残りやすいです
- 柔整マッサージと筋膜リリースを組み合わせて、奥の凝り固まった筋肉や筋膜をほぐしていきます
頚椎矯正
- 筋膜の癒着によって頚椎が引っ張られ頚椎の歪みを2次的に増やしてしまい、自律神経の興奮が引きにくい原因になりやすいです
- 筋膜リリースで頚椎の引っ張られる根本から排除して頚椎矯正を組み合わせ、頚椎の歪みを整えていきます
このように、損傷や症状の程度と時間経過などを考えて施術していくのがむちうちの改善に差が出ると当院では考えています、
患者さん一人ひとりで事故の状況もむちうちの程度も異なるので、その患者さんにあったむちうち治療ができるよう尽力しています。
もし、当院でむちうち治療など交通事故治療をご希望の方は、下記のページで受診軟内をしていますので、ご参考にしてください。
駐車場が院の前にあるので車での通院ができて予約対応で待ち時間は短く施術をご案内できます。
交通事故治療の施術案内
参考:むちうちが後から痛くなるのは?
交通事故の重症度で違いはありますが、追突された直後~その日は、首の痛みを感じず翌日以降になって痛くなるケースをよく聞きます。
これはむちうちの受傷機転で首が前後に大きく振られることで、首周りの自律神経が興奮する症状と強く関係します。
痛みの症状よりも事故直後の自律神経の興奮が強い場合、痛みが感じにくくなる現象が起こっているからです。
そして、翌日以降に自律神経の興奮が少し落ち着き始めたら、むちうちの首の痛みを感じ始めてくると考えられます。
この自律神経の興奮で起こる持続的筋緊張が、治癒経過やその後にも大きく影響するので対処するのが当院の考えです。
- 交通事故のむちうちでは首の痛みの他に自律神経の興奮が起こりやすい
- 頭痛や耳鳴りなどの自律神経失調症のほかに、首周りの持続的筋緊張が起こる
- 持続的筋緊張がむちうちで首の治りを悪くさせる原因になりやすいので対処が必要
持続的筋緊張が起こりやすい場合
これは追突時に事前に気づけたかどうかで大きく変わります。
もし、相手の車に気づけていれば身体が防御姿勢を取れるので、衝突の衝撃が強すぎなければ自律神経への負担が少なくてすみます。
反対に、気づいた時には追突されてた場合では、例え軽い衝撃であったとしても大きく頭や首が振られやすく、自律神経の興奮が起こりやすいです。
軽い衝撃では首の痛め方も少ないかもしれませんが、持続的筋緊張が強く長く続くと回復が遅れたり二次的負担で後から首の痛みに悩む可能性があります。
もし、追突された時に気づけていなかった場合は、首の痛みが軽くても施術を受けるべきとお考え下さい。
むちうち治療で首の凝りを常に緊張させむちうちの治りを遅らせる
むちうちに限らず首の痛みを改善していく時に、次のダメージを少なくするのが必要です。
ですが、むちうちで起こる持続的筋緊張が首の筋肉を緊張し続けるため、頚椎や首の筋肉へ負担をかけ続けてしまい、むちうち治療を難しくさせる原因になります。
いつまで持続的筋緊張が続くのか?
自律神経の緊張は、事故当時の追突の「気づく」「気づかない」で大きく変わり「気づかない」場合の方が症状が重くなる傾向にあります。
追突に気づけてた場合
防御反応が効いて自律神経の伸長が最小限ですめば、1~3ヵ月で緊張が和らぐ傾向にあります。
ただし、むちうちの損傷の程度が重症なほど、気づいていても長引く傾向にあります。
追突に気づかなかった場合
防御反応が効かず、自律神経の伸長がどんな軽微な追突でも影響を受けてしまいます。
むちうちが軽症だったとしても、筋スパズムが最低3~4ヵ月は持続しやすく、それ以上続く場合もあります。
防御反応が効かず、自律神経の伸長がどんな軽微な追突でも影響を受けてしまいます。
首の痛みが消えた後でも緊張だけ残り続けるのが大変
当院の考えではむちうちでは首の痛みが残っているかどうかではなく、持続的筋緊張が消えているかどうかでむちうちが治ったかどうか判断できます。
ですが、むちうちの場合は交通事故で第3者や自賠責保険の関係で、首の痛みが消えた時点でむちうち治療を終えてしまうケースが多いです。
持続的筋緊張が残り首の筋肉の緊張が続いてしまうことが、むちうちが後々に問題となる最大の原因となります。
むちうちの痛みが先に消えた場合
むちうちの首の痛みが消えても持続的筋緊張の緊張が残ってしまうケースが問題になります。
自賠責保険でも対応を終えることが多く、患者さんの多くも治療の必要性を感じなくなります。
むちうちが後々に影響を出さないようにするために、事故後のタイミングで持続的筋緊張を含めた改善が必要になるのです。
むちうちの痛みが残っている場合
自賠責保険では対応に限度があるため、首の痛みが残っていても「症状固定」とされてしまうことがあります。
この場合首の痛みとともに自律神経の興奮も残っていて、痛みや多々のストレスにより自律神経の興奮は取れにくくなってしまいます。
患者さんもこのタイミングで治療をやめてしまいがちで後になるほど首の痛みが増えてきやすくなるので、そうならないよう事故直後からのむちうち治療が重要となります。
参考:むちうちの症状や対策
むちうちの症状は交通事故の衝撃の強さや追突時の防御があったかなどで、症状の程度も回復過程も変わりやすいです。
当院のこれまでの交通事故治療でのむちうちの症状の目安や対策を、少しでも参考になればと思うのでご紹介します。
事故直後のむちうちの症状
事故直後からみられるむちうちの症状は、とくに自律神経の興奮状態が強く首の痛みを感じさせなくなる場合も多いです。
自律神経症状
- 首が常にこわばっている
- 胸の動悸や脈が早く感じる
- 汗ばみやすくなる
- 時間が経っても落ち着かない
首の痛みの症状
- 軽症:翌日以降から首の痛み
- 中等症:首の痛みが事故直後から感じ始めやすい
- 動かすたびに感じる首の痛み
- 振り向きづらい、振り向けない
- 首を上下に動かしづらい、動かせない
自分でできること
- 基本的には安静が望ましいです
- 首の痛みが少なくても同じ姿勢が続くとすぐに首が張ったり凝ったりしやすく無理ないよう体勢を変えるのがいいです
- 首を動かすと痛いので、肩甲骨だけ回したりウエストを軽く捻じったりなど、周りを動かすのも手のひとつです
- 首の痛みを感じるところは湿布を貼るなど対応してください
事故後数週間のむちうちの症状
事故後しばらくしてむちうちの症状は、首の痛みが強く感じられるようになり、また自律神経の興奮状態が強く続く場合が多いです。
自律神経症状
- 交差点で出てきた車や自転車に過剰に反応する
- 感情の起伏によって首が急にこわばったり痛くなる
- 頭痛やめまい、耳鳴りなどを感じやすい
- 寝付きが悪い
- 夜中に目が覚めやすい
- 体内時計の乱れを感じる
首の痛みの症状
- 事故直後より首の痛みが強く感じやすい
- 中等症:首の痛みが事故直後から感じ始めやすい
- 動かすたびに感じる首の痛み
- 振り向きづらい、振り向けない
- 首を上下に動かしづらい、動かせない
- 同じ姿勢でいるとすぐに首が痛くなる
- 不意に首を動かした時に首が痛い
自分でできること
- 基本的には安静を継続された方がいいです
- 急に首や身体を動かすと痛いので、急がずゆっくり動かれた方がいいです
- 座りっぱなしなど同じ姿勢の継続は首に負担が増えるので、定期的に体勢を変えるなどがいいです
- 入浴時間が長いと首が重痛く感じる場合があるので、そうなったら軽くアイシングが効果的です
- 首の痛みを感じるところは湿布を貼るなど対応してください
事故後1~3ヵ月のむちうちの症状
事故後1~3ヵ月にかけて徐々に首の痛みが減ってきますが、自律神経の興奮状態が続くほど痛みの減り方が遅くなる傾向にあります。
自律神経症状
- 自律神経の興奮が続き首の筋肉が持続的に筋緊張するので、筋肉の緊張を和らげるのが目的になります
- 天候が崩れる時に首の痛みや頭痛を感じやすい
- 寝起きに首が凝り固まっている
首の痛みの症状
- 頚首の痛みが鈍痛になるが残っている
- 軽く動かす程度では首の痛みは感じないが、ずっと動いてると痛くなる
- または、強く首に力を入れると痛い
- 同じ姿勢でいると首が痛くなる
- 寝起きにしばらく首が痛い
自分でできること
- 徐々に軽体操などで、首の可動域を取り戻していくのが必要になります
- 軽く首や肩甲骨を回してリすることから始めます
- 首の痛みが残っている時期なので、無理ない体操が望ましいです
事故後半年以降のむちうちの症状
事故半年くらいになると、首の痛みは重症度に違いはあれ一般的には改善傾向にありますが、首の痛みが無くなっていて自律神経の興奮が残っているのが一番問題となる状態です。
自律神経症状
- 天候が崩れる時に首の痛みや頭痛を感じやすい
- 寝起きに首が凝り固まっている
首の痛みの症状
- 軽症なら、首の痛みが気にならなくなる
- 中等症の場合、首に鈍痛を感じる時がある
- 重症(レントゲンで外傷が確認出来る損傷など)は、首の痛みが残りやすいので引き続き加療している場合が多いです
自分でできること
- ストレッチ体操などで、首の可動域を積極的に取り戻していくのが必要になります
- 首や肩だけでなく腰や太ももなど全身のストレッチ体操が効果的です
- 首の痛みが残っている時期なので、無理ないストレッチ体操が望ましいです
上記のような症状が残らないようにするために、むちうち治療を早期から積極的の行っていくのが大事だと思います。
もし、むちうち治療をお探しの方で南行徳が通院圏内の方であれば、ぜひ当院にお任せください。
交通事故治療の施術案内